初心者でも簡単にできる!フィルムカメラの使い方をニコン人気機種「Nikon F3」で解説!

昔おじいちゃんからもらったフィルムカメラ。

「使ってみたいけど、難しそうだし取説も無い。俺には無理かぁ。」

そう思ったことはありませんか?

 

フィルムカメラを触ったことがないと

「 フィルムカメラ = 難しい 」

っていう答えを出しちゃうんですよね。

 

でも、安心してください。この記事で紹介するコツさえ覚えれば、初心者のあなたでもフィルムカメラを簡単に使えるようになります。

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実際に私もフィルムカメラを始めたばかりですが、このポイントを覚えてからは、悩まずガンガン使っています^^

 

この記事では、ニコンの人気機種「Nikon F3 アイレベル」を使って、初心者でも簡単にできるフィルムカメラの基本的な使い方を紹介しますね。

 

この記事を読むことで、フィルムカメラを迷わず使えるようになり、周りの友人にも教えられるようになりますよー^^

Contents


初心者に人気のニコン代表機種「Nikon F3 アイレベル」

ニコンの「F一桁」と呼ばれるプロ用一眼レフカメラで、数多くあるF3シリーズの中でも基本となるモデルです。

 

それと、沢山のカメラマンが手に取ったニコンの一番人気機種とも言えるんです。

その証拠に、このモデルは1980年から2000年の20年間も生産されたロングセラー商品だからです。

 

当時の定価はなんと139,000円!それでも約80万台も生産されたんです!

高額商品でこの台数はすごいな~って思います。

それだけ人気があった理由としては、

 

見た目がカッコイイ

黒のベースにレッドラインが入ったお洒落なデザインに仕上がっています。

このデザインを手掛けたのはイタリアの一流デザイナー「ジョルジェット・ジウジアーロ」氏。日本の技術とイタリアのデザインの融合ですよ。そりゃあ、カッコイイわけですよね。

ちなみに、この赤色を取り入れる手法は、これ以降のNikonのフィルムカメラはもちろん、デジタル一眼レフカメラにも脈々と受け継がれています。

 

とにかく使いやすい

使うフィルムは最もポピュラーな35mmタイプ。このフィルムは入手しやすく比較的安価です。

もちろん、カメラ自体の操作性も高く初心者にも使いやすいです。

 

頑丈で壊れにくい

金属で作られており、とても頑丈です。当時の戦場カメラマンや報道カメラマンが愛用するぐらいですから信頼性はバツグンですね。

 

交換レンズや付属品の種類が多い

長期間生産された人気モデルなので、交換レンズや付属品の種類も沢山あるんです。

価格も安いものから高いものまでバリエーションが多いので初心者から上級者まで楽しめます。

 

リーズナブルな価格

当時の相場は高価でしたが、今はヤフオクや中古カメラ屋などで2~3万円程で手に入ります。

 

初心者でも簡単に分かるフィルムカメラの各ボタンと名称

フィルムカメラの使い方を説明する前にまずは、どこにどんなボタンがあるのか?

各ボタンとその呼び方を簡単に紹介します。

 

今回はNikon F3 アイレベルで紹介しますが、他の一眼レフカメラもこのモデルと似た構造をしているので参考になるはずです。

それでは、フィルムカメラの全体像を把握していきましょう。

 

ボディ正面(Nikon F3 アイレベル)

  1. ミラーアップレバー・・・ミラーを上に持ち上げるレバーです。
  2. セルフタイマーLED・・・セルフタイマー撮影する際、赤く点滅するLEDランプです。
  3. 緊急作動シャッター・・・電池が切れていても作動するシャッターレバーです。
  4. 絞り値表示窓・・・・・・レンズの絞り値をファインダー内で表示させる窓です。
  5. ミラー・・・・・・・・・レンズから入る光を上部に曲げてプリズムに届ける部品です。
  6. 露光表示用採光窓・・・・ファインダー内で露出表示させるための窓です。
  7. シンクロターミナル・・・カメラと外部ストロボをシンクロケーブルで繋げるための端子です。
  8. レンズ取外しボタン・・・レンズを取り外す時に使うボタンです。

※機種によってはセルフタイマーLEDや緊急作動シャッターが無いものもあります。

 

 

ボディ上部(Nikon F3 アイレベル)

  1. 露出補正リング・・・・・・・・・明るさを調整するリングです。
  2. 露出補正ロックボタン・・・・・・露出補正リングを操作する際に押すボタンです。
  3. タイマースイッチ・・・・・・・・タイマー機能を使う時のスイッチです。
  4. シャッタースイッチ・・・・・・・撮影を行う前に操作する電源スイッチです。
  5. ロック解除ボタン・・・・・・・・シャッタースピードダイヤルを操作する際に押すボタンです。
  6. シャッタースピードダイヤル・・・シャッター速度を変更するダイヤルです。
  7. シャッターボタン・・・・・・・・シャッターを切るボタンです。
  8. 巻き上げレバー・・・・・・・・・フィルムを巻き上げるレバーです。
  9. フィルムカウンター・・・・・・・何枚撮影しているか分かる表示窓です。

※機種によってはシャッタースイッチやタイマースイッチが無いものもあります。

 

 

ボディ底面(Nikon F3 アイレベル)

  1. 電池室・・・・・・・・・電池を入れる場所です。
  2. MD用連動軸・・・・・・ 別売のモータードライブ(MD)シャッターと連動する箇所です。
  3. MD用連結軸・・・・・・ 別売のモータードライブ(MD)と連結する箇所です。
  4. 三脚ねじ穴・・・・・・・三脚と連結する箇所です。
  5. 巻き戻し用ボタン・・・・撮影後のフィルムを巻き戻す時に使うボタンです。
  6. つり金具・・・・・・・・ストラップを付けるための金具です。

※機種によっては電池室やMD用連結・連動箇所が無いものもあります。

 

 

ボディ背面(Nikon F3 アイレベル)

  1. フィルム感度セットリング(ISO)・・・フィルムのISOと同じ感度に合わせるためのリングです。
  2. アイピース・・・・ファインダーの接眼部(目を付ける部分)です。
  3. ファインダー・・・被写体の構図を決めたりピントを合わるための覗き窓です。
  4. メモホルダー・・・フィルム空箱の銘柄やフィルムISO情報を切り取ったメモを挟むホルダーです。

 

 

ボディフィルム室(Nikon F3 アイレベル)

  1. 巻き戻しクランク・・・・・クランクを巻くとパトローネ内のフィルムのたるみが取れます。
  2. 巻き戻しノブ・・・・・・・上に引っ張ると裏蓋を外せるノブです。
  3. 裏蓋ロックレバー・・・・・巻き戻しノブ(裏蓋)のロックを外すためのレバーです。
  4. フィルムガイドピン・・・・フィルムをガイドするピンです。
  5. パトローネ室・・・・・・・フィルムを入れる部屋です。
  6. フィルムガイドレール・・・フィルムをスプール側に送るためのガイドレールです。
  7. シャッター幕・・・・・・・シャッターを切っている時間だけ幕が開く場所です。
  8. スプール・・・・・・・・・フィルムを巻き付ける場所です。
  9. スプロケット・・・・・・・上下にギアのような歯が付いており、フィルムの穴と噛み合わせます。
  10. 裏蓋・・・・・・・・・・・外部からの光りをシャットアウトするための蓋です。

 

 

初心者でも簡単にできるフィルムカメラの使い方

こちらの8つのポイントを押さえれば、初心者でもフィルムカメラの基本の使い方をマスターできます。

  1. 電池を入れる
  2. フィルムを入れる
  3. 空シャッターを切る
  4. フィルム感度(ISO)と露出補正をセットする
  5. シャッタースピードを変える
  6. 緊急作動シャッターを使う
  7. セルフタイマーシャッターを使う
  8. フィルムを巻き戻す

 

それでは順を追って分かりやすくお伝えしますね。

 

1.電池を入れる

ニコンF3シリーズではLR44というアルカリボタン電池を2個入れることでシャッターが切れたり、セルフタイマー機能が使えるようになります。

 

この電池は家電屋さんなどで200~300円程度で買えちゃいます。

自宅にいながらすぐに手に入れたい場合は、送料無料の上の楽天ショップで買いましょう。

 

 

1.電池蓋を取る

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まずは底面の電池蓋を10円玉などの硬貨を使って左に回して取り外します。

ただ、硬貨だと少しやりづらいので、コインドライバー がおすすめですね。

フィルムカメラを趣味としていくなら重宝しますので、こちらの楽天ショップで安く手に入れましょう。

 

 

 

2.電池を入れる

電池は2個とも+極(平らな方)が見えるようにして重ねて入れます。

 

 

2.フィルムを入れる

フィルムは沢山種類があってどれが良いか悩みますよね。

初心者でしたら富士フィルムの記録用カラーフィルム(ISO 100 24枚撮)が断然オススメです。

何といっても価格が400円程度と一番安いし発色も良いのでキレイに撮れるんですよ。

私は以下の楽天ショップで激安で購入しています。

 

 

 

 

1.裏蓋を開ける

①裏蓋ロックレバーを右にずらして巻き戻しノブのロックを解除

②巻き戻しノブを上に引っ張る

そうすると、裏蓋がパッカーンと開きます。

2.フィルムを入れる

巻き戻しノブを引き上げて、フィルム(パトローネ)をパトローネ室に入れます。

ちなみに、あの筒状のフィルムのことを専門用語ではパトローネと言います。

まあ、光りがフィルムに入らないようにするためのケースというイメージですね。

 

 

3.フィルムをスプールに巻き付ける

フィルムの先端を引っ張り、巻き取りスプールに持っていきます。

 

 

 

フィルムの先端を黄色枠のスプールの溝にしっかり差し込む。

 

4.巻き上げレバーを引く

巻き上げレバーを引いてフィルムをスプールに1回巻きつけます。

フィルムの穴が赤丸箇所のスプロケットのギアに噛み合っているかチェックしましょう。

 

 

5.フィルムのたるみを無くす

巻き戻しクランクを回してフィルムのたるみを無くしたら裏蓋を閉じます。

裏蓋を閉じてからこの作業を行うこともできますが、私はオススメしません。裏蓋を閉じてしまうと、フィルムのたるみが無くなっているのか目視で確認できないので、結局、また裏蓋を開けて確認したりと二度手間になるからです。

 

 

3.空シャッターを切る

空シャッターを切ることで余分なフィルムを送り出し撮影に備えることができます。

1.シャッタースイッチを右にずらしONにする(赤丸が出たらOK)

 

 

2.シャッターを切る

①巻き上げレバーを右に引く

②シャッターボタンを押す

3.フィルムカウンターが1になるまで繰り返す

フィルムカウンターが1になったらOKです。(それ以上は空シャッターは切らないでください)

 

 

4.フィルム感度(ISO)と露出補正をセットする

フィルムを入れたらまず最初にフィルム感度と露出補正をセットします。

ここを設定せずに撮影を行うと、明る過ぎたり、暗過ぎる写真になってしまうので要注意です。

デジタルカメラであれば、もうちょっと明るくするか、という感じでISO値をちょこちょこ変えますが、フィルムカメラの場合はそうはいかないんです。

フィルムカメラではフィルムのISO値を一度合わせたら、その後も変更してはいけないというのがルールなんです。

 

 

1.フィルムのISO値を確認する

手元のパトローネ(フィルム)を見ると「ISO 100」というISO値が表記されています。

このパトローネのISO値とカメラのISO値を同じにする必要があります。

 

 

2.フィルム感度セットリングでフィルムと同じISO値に設定する

①フィルム感度セットリングを親指と人差し指で上に持ち上げながら

②左右に回してパトローネに表記されているISO値にセットする

 

 

3.露出補正目盛を0にセットする

①露出補正ロックボタンを右手の人差し指で押しながら

②左手でフィルム感度セットリングを左右に回して露出補正目盛を0に合わせる

※この時フィルム感度セットリングを上に持ち上げて回すと先ほど合わせたISO値が変わってしまうので注意してください。

 

5.シャッタースピードの変え方

被写体や露出に合わせてシャッター速度を変える必要があります。

シャッタースピードダイヤルを左右に回して好みの速度に設定しましょう。

 

 

6.緊急作動シャッターの切り方

F3シリーズでは緊急作動シャッターが搭載されています。電池切れになり通常のシャッターが切れなくなっても、この緊急作動シャッターなら電池を使わないのでどのような時でも作動します。

①巻き上げレバーを右に引く

②ボディ正面にある緊急作動シャッターレバーを下に引く

 

 

7.セルフタイマーシャッターの切り方

F3シリーズでは集合写真などで使えるセルフタイマーシャッターも使えます。

①セルフタイマースイッチを左にずらしONにする(赤丸が出たらOK)

②巻き上げレバーを右に引く

③シャッターボタンを押す

 

シャッターを押すとセルフタイマーLEDが発光します。

8.フィルムの巻き戻し

フィルムの撮影可能枚数分の撮影が終わったらフィルムを巻き戻します。

1.ボディ底面の巻き戻し用ボタンを押す

2.巻き戻しクランクでフィルムを巻き戻す

3.裏蓋を開けてフィルム(パトローネ)を取り出す

 

注意ポイント
欲張ってフィルムの撮影可能枚数以上シャッターを切るとフィルムが切れてゲームオーバーになります。

それと、フィルムの巻き戻しをせず裏蓋を開くとこれまで撮影した写真が全ておじゃんになりますので気を付けてくださいね。


まとめ

いかがでしたか?

今回は

  • 人気のニコン代表機種「Nikon F3 アイレベル」
  • フィルムカメラの各ボタンと名称
  • フィルムカメラの使い方

というテーマで紹介しました。

実際にフィルムカメラを購入して今回の内容を実践してもらえれば、初心者のあなたでも簡単にフィルムカメラを使えるようになります。

ぜひ、チャレンジしてみてください^^

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